自転車で走るなら、段差を避けてバス通り裏を
今回は、主として自転車でどの道を走るかです。
誰もが、よく知らないエリアを自転車で走る時には、大通りを行くと思います。
環状線や国道、都道県道など、番号や名前のついた通りを走るのが一番わかり易いですからね。
しかし、実際走ると結構問題があります。
まずは、車や人でごった返していること。
目抜き通りは当然どこでも混んでいます。
そうした場所に、加盟店は集中しているので、そこを通らないわけにはいかないのですが、人混みや渋滞を抜けるのはなかなか大変です。
車道には駐車車両も多いので、それをかわすのに歩道との行き来は必至です。
そこで大きな問題は、歩道と車道の段差や路面の凸凹です。
自転車だと、車道と歩道を行き来しながら進む際には、段差が待ち受けています。
通過する際に、結構突き上げ食らうんですよ。
背中にウバッグ背負っている時は中腰にしてショックを緩和することができますが、これをいちいちやるのも結構疲れます。
ママチャリでよく前カゴの上にウバッグ載せてますけど、あの状態だと完全に料理にダメージ喰らいますよね。
ウバッグの底にスポンジなどを入れてはいると思うのですが、段差に乗り上げた瞬間、完全にウバッグは跳ね上がってしまい、中身の弁当やハンバーガーは形を崩しそうになり、ドリンク類の蓋は開きそうになるに違いありません。
確かにウバッグ背負うと肩が凝りますから、荷台や前かごにくくりつけたいのはわかりますが、ショックアブソーバーのついていない自転車の場合は、路面の凸凹からくる衝撃を直に商品に伝えてしまうのでおすすめできません。
もし、荷台に載せるのであれば、ショックがちゃんと付いたバイクにする方がいいです。
だから、自転車で走る場合には、なるべく平坦な裏道を走るのがオススメなんですよ。
放射状に伸びているバス通りなどにはありませんが、格子状になっている区画整理されたエリアでは、必ずと言っていいほど裏道があります。
表通りから一本二本引っ込んだところにある道なら、段差もほとんど無く、人通りもまばらでまるでサイクリングロードのようです。
信号も少なめなので、歩行者を注意していれば結構安全に走れます。
段差を気にせず、車や歩行者と干渉しない裏道は、気遣いそれほどなく走れるので、かなり楽なんですよ。
ただし、一方通行の方向性は気にしているように心がけ、抜け道を通る車との鉢合わせに注意してください。
できれば自転車でも一方通行の表示に従って走った方が安全ですからね。
グーグルマップを開かずとも、ウーバーのアプリの地図でも一通の方向を示す矢印は出ています。
なるべくこの向きに従って左側を走りましょう。
深夜になれば、こうした道は貸し切り独占状態で走れるので、移動が速くできます。
地図をよく見て、裏道を探す。
そこはまるでサイクリングロードです。