ももあげ気味でヒザをいたわる
ウーバーイーツでの自転車走り、丸一日走るとヒザがやられてきます。
クロスバイクやロードバイクの人ほど、体重を思いっきりかけて、全力でダンシング(立ち漕ぎのこと)するので、ヒザに掛かる負担もものすごいのです。
街中見ると、結構速いスピードで走っているウーバー配達員見かけますが、あれで丸一日は絶対もちませんよ。
特に、ジジイに支配されている学生時代、制服でよくやりがちなギシギシ言うような立ち漕ぎ、あれが一番まずいです。
ずいぶん飛ばすねーと思っていたら、その日1日見かけなくなってしまったりするのは、何本か本気で走ってヒザがもたなくなったりするのでしょう。
ああっ、ヒザにジンジン来た来た!
そうなっては遅いんです。
これを避けるためには、ピックアップも配達もしてない状態で、うまく休みつつ走ることです。
タイトルにあるももあげというのは、サドルに腰を降ろして走っている状態で、ペダルを踏んでない方の足を腹筋などで持ち上げて、踏んでいる方の足を楽にする走りのことです。
普通にペダルを踏んで走る感覚が強い人だと、座って走っていてもギュウギュウペダルに体重をかけてヒザに負担がかかっているので、ペダルの回転で足が自然に持ち上がってくる方を、自分でももあげしてもう片方の踏み込みを楽にするのです。
こうすると、筋肉の使い方が真逆になるので、太ももの前面の筋肉がちょうど休まったり、ペダルの踏み込みも軽くなって、回すのが楽になるのです。
流石にベテランのサイクリストでもウーバーイーツの配達でビンディング(ペダルに足をくくりつけるやつ)は使えませんが、こうして引き上げをももあげして行うことで、使っていなかった筋肉をフルに活用して、酷使している太ももやお尻の筋肉や膝関節周りの筋肉を休めることになるのです。
腿上げしたくらいでと思われるかも知れませんが、足の重さって下手すりゃあ片方で10キロ近くもあるでしょう。
最低でも5キロはありますよ。
それが腿上げで軽くなれば、ペダルを押す力は本当に少なくて済みます。
スピードは出ませんが、ゆっくりと流したり、いつものポイントに戻る分には充分でしょう。
結構マニアックなことですが、ちゃんと効果はあるので試してみてください。