Uber Eats案内

これからウーバーイーツの仕事をしてみたい人、はじめてみたけどやり方やコツがよくわからない人への案内です

ピックアップはなるべく全力疾走で!

今回は、注文を受けてからの実際の走り方(主に自転車の場合)についてです。

 

タイトル通り、ピックアップはなるべく全力疾走です。

 

何故かと言うと、料理が冷めちゃうからです。

 

大抵の加盟店は、料理ができあがるタイミングを見計らって、配達の注文を出すことが多いようです。

 

ピックアップまで1分以内という表示の店に、急いで駆け込んでも、料理はレジ袋に入れてあって、後はウーバーが到着するのを待つばかりという事が80%ですね。

 

当然、到着まで時間がかかれば、料理はどんどん冷めてしまって、ドリンクに入れた氷は溶けていってしまいます。

 

さすがに、忙しい時間帯にはすぐにウーバーが来ないのもわかってるので、保温のできる容器に入れていることも多いのですが、それよりも、レジ前などに袋詰のまま置いて放置しているお店のほうが多いです。

 

そんな料理をピックアップするのに時間がかかっていては、玄関前に置く頃にはすっかり冷めていて、お客さんがドアを開けて食べる頃には冷たくまずい料理に文句たらたら言って、レンジに投入という結果が待っています。

 

そうなると、困るのは我々に来るバッド評価です。

 

料理が冷めてまずいんだけど…

 

そんなクレームは結構来ていると思います。

 

今どき、電子レンジを持っていない人は殆どいないので、温め直して食べればいいだろと思うでしょうが、配達の途上で商品価値を貶めたのは事実です。

 

それじゃデリバリー屋の名折れです。

 

私は以前、都合七年程度大手ホテルをはじめとした飲食業界でウエイターとして働いていたので、やっぱりこの辺には気を使います。

 

出来上がった料理放っておいたら、当然、調理場のコックさんから怒鳴られましたからね。

 

これを避けるためには、とにかく注文を受けたらお店に急行して、料理を熱いうちに預かってウバックに入れて保温するのが必須なのです。

 

これを素早くしっかり保温して梱包すると、10分20分配達に時間がかかっても、お客さんが食べる料理は熱々のままにできるんですよ。

 

僕は、荷物の梱包専門の会社に四年くらい勤務していたので、この辺のノウハウにはちょっと自信があります。

 

しっかりホットとコールを分けて入れて、断熱して中蓋締めて動かないようにして保温。

 

また後で詳しく説明しましょう。

 

こうしてお客様に熱々の料理が渡せれば、チップが結構もらえます

 

到着までの時間も気にすると思いますが、結果は料理が美味しかったかどうかの方が重要だと思います。

 

要するに、料理は冷めたら価値が半減するんで、そこに注意しましょうということです。

 

そのためには、ピックアップの段階でなるべく早くお店に到着できるように走るのが原則なのです。

 

荷物を何も積んでいませんから自転車も身も軽いですし、荷物を気にしなくていいのでダンシング(立ち漕ぎのこと)も出来ますし、スピードは一番上げられます。

 

到着するまで全力疾走で時間を稼いだら、そこから配達先までは安全第一!セーフティーランです。

 

前傾姿勢もなるべく取らず、背中に爆弾を背負ったつもりで、なるべく身体の軸を動かさずに凸凹の無い道を選んで走る。

 

この辺が重要です。

 

よく、ドロップハンドルのロードバイクで、ダンシングして疾走する配達員を見かけますが、あれで大丈夫でしょうか?

 

ダンシングして平気なのは、完全パッケージでこぼれる心配のないタピオカミルクティーか、たこ焼き、ハンバーガー一個(滅多に無い)くらいのものです。

 

ラーメン三丁なんて背負ったら、本当にダイナマイトを身体に巻いたぐらいの丁寧動きになりますよ。

 

だから、お客さんが注文してから到着するまでの時間をなるべく短縮して、料理を熱いまま届けて、できればグッド評価とチップをもらって時間あたりの配達件数を増やす。

 

そのための、ピックアップ全力疾走なのです。

 

まあ、体力が残っている限り、なるはやで走りましょうね(苦笑)

 

ピックアップは全力疾走、配達は安全第一!

 

その後、帰り道ならチンタラタラでも構わないわけ!ですよ。